読み手を動かす ドキュメンテーション

対象者

  • 文書(文章・図・表)での情報伝達を効果的に行う必要のある方
  • 最適人数18名(12名~24名)

標準学習時間

  • 2日間

プログラム概要

  • 情報を確実に伝えるためには、2つの要素が必要です。情報の構造(情報の枠組み)と、情報の内容(枠組み1つひとつの中身)です。文書で情報を伝えるためには、この2つを適切に表現し配置することが重要です。情報の構造は、文・図・表などを活用し分かり易く表現します。情報の内容は、適切な用語を用い、修飾関係を分かり易くし、短い文を作成します。文と文は、適切に接続詞を用いて論理展開を分かり易くします。
  • 本プログラムは、自分の伝えたいことを洗い出し、幾つかの話題にまとめ、話題の関係からビジネスで頻繁に使われる基本構造に当てはめます。そして、基本構造を文・図・表で表現し、情報の内容を分かり易い文で伝える技術を演習を通じて学習します。

学習目標

本プログラム修了後、次の事項ができることを目標としています。
  • 伝えたい情報を洗い出し、幾つかの話題にまとめタイトルを付ける。
  • 話題の関連性から伝えたい内容を、構造にする。
  • 伝えたい内容を構造に従い、分かり易く図表や段落付けで表現する。
  • 情報の内容を、用語、修飾語、句読点、接続詞、などを適切に使い、分かり易く記述する。

標準学習スケジュール


午前 午後
1日目 オープニング
  • 仕事の手順を伝える(演習)
伝えたい情報を洗い出し、幾つかの話題にまとめタイトルを付ける
  • 仕事の手順で伝えたいことを洗い出す
  • 幾つかの話題にまとめタイトルを付ける
  • 仕事の手順を伝える(演習再チャレンジ)
話題の関連性から伝えたい内容を、構造にする
  • 話題の関連から構造を決める
  • 情報の構造の種類(並列、階層、集合、比較、関連)
  • 商品の特長をまとめる(演習)
分かり易く図表や段落付けで表現する
  • 文での表現方法
  • 図表での表現方法
リフレクション
  • 1日の学習の振り返りとまとめ
2日目 文の書き方
  • 用語の使い方(演習)
  • 修飾のルール(演習)
  • 文と文との関連を明確にする(演習)
ドキュメンテーション演習
  • 商品説明資料を作成する(演習)
  • 業務報告書を作成する(演習)
  • 会議議事録を作成する(演習)
  • 業務手順書を作成する(演習)
クロージング
  • 学習の振り返りと職場での実践のための誓い


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