現場で起こる「想定外」に対峙する瞬時の決断。それを支える直感
決断とは、考え抜くこと。これが基本だ。しかし、人は瞬時に決断を求められることがある。この時に欠かせない「直感」とは何か。それを支えるものは何か。そして、一人の瞬時の決断を組織全体で機能させるには何が必要なのだろうか。
瞬時の決断に必要なものは何か
- 瞬時の決断は、基本的には「直感」によってなされる
- 正しい「直感」は単なる思いつきではない。同じ状況にあとで向き合っても、なぜその決断をしたのか筋道を立てて説明できる
- 正しい「直感」は、組織のスタイルをつくり上げ、どんな状況でどんな判断・決断をするのか経験を積み重ねることによって得られる
- 瞬時の決断でも、必ず組織のゴールを徹底して意識する
- 個人の瞬時の決断にその場にいる人を巻き込み、行動につなげるには、その組織の決断のスタイルを決め、共有しておくことが重要である
- ピンチとチャンスのとらえ方を共有しておけば、個人の瞬時の決断を一瞬にして組織のコンセンサスに変えることにつながる
- 入念な準備を重ねた決断が現場で機能しなければ、それをその場で修正する勇気を持つ
- 現場での修正においては、リーダーよりも現場の空気の只中にいるメンバーの直感を尊重すべき場合がある。現場の声に真塾に耳を傾けるべきである
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